「退職金活用編」確定拠出年金の受取方法は3つ!

皆さん、こんにちは!


熊本に明るいニュース!

熊本空港がオープンしました(*^-^*)


熊本空港にかかわる同じような報道を

何度も何度も観ました(^^;


まだ空港を使用する予定はありませんが

シュミレーションできました!


では、3月の年度末ということで

ご退職の方も多いと思います。

今日は、こちらのテーマでお話いたします ↓


「退職金活用を考える」

確定拠出年金の受け取り方について(*^-^*)


定年退職、転職による年度末といえば、


退職金の税金

額面と手取りの違いはどのくらい??なのか


気になるところです。



退職金の税金から

確認しておきましょう!



例)

勤続37年7か月

退職金 3000万を受け取った場合の

手取り額を計算します。


※勤続年数によって

退職金より

一定の控除が受けられます。


① 勤続20年までの部分は、

(年間40万控除)

20年×40万=800万



② その後

勤続17年7か月→18年として(繰り上げ)

計算されます。

(年間70万控除)

18年×70万=1260万



③ 上記の①+②=2060万

これを、退職金より差し引くことができます。



④ 3000万の退職金から

控除できる2060万を差し引くので

3000―2060=940万

こちらの半分が

退職所得金額となりますので


⑤ 940万の

2分の1で

=470万

退職所得金額です。



ここから

税金の計算となります。


やや計算を省略し


⑥ 【所得税】

退職所得にかかる計算をすると

470万×20.420%―43万6477.5円

=523,262円

の所得税です。



【住民税】

市民税 282,000円

県民税 188,000円

計 47万

の住民税です。



⑦ 合計 993,262円

以上が、所得税と住民税の合計になります。



⑧ 気になる退職金の

手取り額は

29,006,738円です。

約2900万ですね。

(分離課税方式)


「退職所得」については

勤続年数が長い場合、

より優遇されていましたし(*^-^*)


退職金手取り額が、

わかったところで(^^;

「確定拠出年金の受取方法」のお話に入っていきます。


確定拠出年金には

企業型(DC)と個人型(iDeCo)があります。


受取方法には3パターンがあります。


① 「年金」

5~20年の期間で、受け取る。

(終身年金の選択ができる場合もある)

こちらは、税法上「雑所得」です。

「公的年金等控除」が適用されます。

※年金受取 1回につき440円等の振込手数料や

口座管理料等の

かかる費用についても確認してください。


② 「一時金(一括)」

冒頭お話した、

「退職所得」と同じ計算です。

ただし、確定拠出年金は、

「勤続年数=加入期間」

で計算をします。

また、

勤務先からの退職金があれば、

合算します。


③ 「年金」+「一時金」の組み合わせ

ほどよいバランスで組み合わせできたりします。

※確定拠出年金の年金規約などで、

受取方法などの条件が異なる場合があります。


※「年金」選択の場合にも、

所得が一定基準を超えると、

医療費負担等が

現役世代と同じ3割負担などとなることも

考えられます。


★確定拠出年金を始めた時は

将来のために!といった感じで

目的については、

皆さん同じだったかもしれません。


一方では、


受け取り方法の選択時については


「ご自身のライフスタイルに合う形」を

しっかり

シュミレーションし

かかる費用や、働き方にもマッチした

選択にされることが大切ですね。


もちろん

「退職金」の活用についても

同様に

物価上昇に負けないような管理方法や

戦略が必要であることがわかります。


さて、3月は桜!

3年ぶりのお花見もできそうです。

桜満開の情報にアンテナ立てて、楽しみましょう(^^)!

枝川FPコンサルティング株式会社

枝川 陽子

https://www.edagawa-fp.com/

枝川FPコンサルティング株式会社

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