寒暖の差が激しい春ですね。
春とはいえ、
夏のような日もあり
天気予報による
お出かけの際の服装チェックは
かかせませんね(^^;
「成年年齢」18歳へ!
というコトバを
耳にしますね。
今日は、
「生年月日によって違うのですよ~。」
そうです。
「新成人となる日」や
「成年年齢」について
書いてみました ♪
4月になり、
新生活をスタートされた方も
いらっしゃると思います。
2022年4月1日より、
約140年ぶりに
「成年年齢」が
20歳から18歳に変わりました。
★「成年年齢」はいつから変わる?
「成年年齢」は18歳となりますが、
18歳、19歳、20歳のように
お誕生日を迎える生年月日によって
「新成人となる日」や
「成年年齢」が、
段階的に変わります。
今年1月、
20歳の新成人という行事、
「成人式」が
行われていました。
なのに
いっぽうでは、
「成年年齢」18歳ですよ~!
という表現が登場したわけです。
うん?
どう違うのか?
では、
高校生も
18歳になったとたんに?
成年年齢なの?
とか
19歳、20歳のお誕生日を迎えるひとは
いつのまに成年年齢?とか。
関係ないから、スルーしよう。。。
など気にしない方もあるかもしれません。
その、謎めいたところを
スッキリ しましょう(*^-^*)
ということで、書いています。
生年月日の違いによって
「新成人となる日」、
「成年年齢」の違いを まとめました。
① 生年月日 2002年4月1日以前生まれ
新成人となる日 20歳の誕生日
成年年齢 20歳
↑、これまで、そうでした。
② 生年月日 2002年4月2日から2003年4月1日生まれ
(お誕生日がきたら満20歳になるひとです)
新成人となる日 2022年4月1日
成年年齢 19歳
③ 生年月日 2003年4月2日から2004年4月1日生まれ
(お誕生日がきたら、満19歳になるひとです)
新成人となる日 2022年4月1日
成年年齢 18歳
④ 生年月日 2004年4月1日以降生まれ
(お誕生日がきたら、満18歳になるひとです)
高校生でもお誕生日がきたら、、となります(^^;
新成人となる日 18歳の誕生日
成年年齢 18歳
一律ではないことに注意しましょう。
制度が変わるときは、
この辺りを理解することが必要になります。
では、
2022年4月1日より、
約140年ぶりに「成年年齢」が
20歳から18歳に変わり、
何が変わるのか?
できること、
できないことについては
こちらです(#^.^#)
<できること>
民法が定める成年年齢には、
① 一人で有効な契約をすることができる年齢という意味
② 父母の親権に服さなくなる年齢という意味
① ②があります。
18歳に達すると、
・親の同意を得なくとも、
自分の意志で様々な契約が可能となります。
有効な契約とは?
・携帯電話の契約
・クレジットカードの作成(支払能力により、作成できない場合もある)
・一人暮らしの契約
・ローンを組む(返済能力を超える場合など、契約出来ないこともある)
等があります。
契約以外にも、
・10年有効のパスポートの取得
・公認会計士や司法書士、医師免許、薬剤師免許などの
国家資格の取得(「未成年者」と規定されているため改正不要)
・性同一性障害の人が
性別の取り扱いの変更審判を受ける
などが、
できるようになりました。
<変わるところ>
女性の結婚可能年齢が
16歳から18歳に引き上げられました。
男女とも18歳以上となります。
<20歳にならないと出来ないこと>
・喫煙
・飲酒
・競馬
・競輪
・オートレース
・競艇(公営競技)の投票券(馬券など)を購入
・大型免許取得
・中型自動車運転免許取得 等は、
これまでどおりで 20歳からです。
これらについては、
・健康面への影響
・非行防止
・青少年保護等の観点 などから、
現状を維持することとされています。
また、
国民年金の加入義務が生ずる年齢も、
20歳以上のままです。
いかがでしたか?
18歳前後のお子さんや
お孫さんをお持ちの方
ご自身がまさに18歳という方
契約を決めてもいいけれど
これまでのような
取消し等が できないなど
決断する責任が 問われる改正となりました。
「わからないことは選択しない。」
「気になることは専門家へ相談する。」 など
気をつけていきましょう(*^-^*)
枝川FPコンサルティング株式会社
https://www.edagawa-fp.com/
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